アスリート必見!ビタミンやミネラルの取りすぎはパフォーマンスを下げる?

体の調子を整えたり、回復を早めるうえで、
ビタミン・ミネラルは様々な効果を発揮してくれます。

このビタミン・ミネラルが不足することは好ましくないことですが、
実は過剰な摂取も体に害を及ぼす可能
性があります。

そもそもビタミンってなんですか?

ビタミンの定義とその種類

ビタミンとは、タンパク質・脂質・炭水化物以外の総称であり、
人間の機能維持のために必要な栄養素を指します。

その種類は様々にありますが、大別して水溶性と脂溶性に分類できます。

水溶性ビタミンとは、水に溶けやすいビタミンの総称であり、
ビタミン
B群およびCが挙げられます。

一方脂溶性ビタミンとは、油によく溶け、
水では溶けないビタミンのことを指します。

例として、ビタミンA・B・D・Kがあります。

ビタミンは食品から摂取可能であり、
その他現在では錠剤の形でサプリメントとして販売もされています。

アスリートはなぜビタミンやミネラルをとった方がいいのか

なぜアスリートはビタミンやミネラルをとった方がいいのか

アスリートは一般人と比較して、消費するエネルギーが多く、
また、筋肉を発達させる上でより多くの栄養素を必要とします。

その際、ビタミンは大きな役割を果たします。

例えば、ビタミンB6はたんぱく質の代謝を促してくれます。
多くのアスリートはプロテインを摂取している人が多く、
たんぱく質の重要性は知っていると思いますが、
実はビタミンB
6を摂取していないと、うまくたんぱく質が吸収されず
せっかく取ったたんぱく質が無駄になってしまいます。

ですので、プロテインを買う際には、ビタミンB6が含まれているかを確認し、
無い場合にはビタミン剤から摂取するようにしましょう。

ビタミンAは、不足すると暗所での視力が低下したり、
免疫力が落ちてしまい、冬場に風邪をひきやすくなってしまいます。

また、アスリートは日々のトレーニングで体を酷使していますが、
この時ビタミンCが役に立ちます。

ビタミンCは様々な体の不調を引き起こす原因である
活性酸素を除去する効果があるので、疲労回復に効果的であり、
翌日のトレーニングのコンディションを整えます。

ビタミンEは、筋肉の回復を促す効果があり、
練習後の筋肉のケアに役立ちます。

また、ミネラルの摂取も重要です。あとで詳しく説明しますが、
鉄は貧血を防止する働きがありますし、亜鉛は免疫を高め、
睡眠の質を高めてくれます。

ほかにも様々なビタミン・ミネラルがアスリートの体調を維持し、
パフォーマンスを高めてくれます。

アスリートはミネラルが不足しがち?

アスリートは運動により多くのエネルギーを失っており、
運動中は慢性的なミネラル不足に陥っています。

例えば、夏場長時間スポーツをしていると、
最初はしょっぱかった汗が、だんだん味がなくなってきます。

この時すでにアスリートの体はナトリウム不足を起こしています。

ナトリウムの不足は疲労感を増進させ、また最悪の場合
命を落としてしまう場合もあります。

さらに、汗とともにカルシウムも失われて行きます。
カルシウムが不足すると、
骨からカルシウムを取り出して栄養とするため、骨がもろくなってしまいます。

ですので、日ごろからこまめな水分摂取はもちろんですが、
スポーツドリンクには適度なナトリウムも含まれるので、
真水ではなくこうした栄養素を含んだドリンクを摂取しましょう。

日ごろの食事でもしっかりカルシウムを摂取するように心がけましょう。

アスリートが健康面で陥りやすい貧血とその理由

アスリートにとって最も多い内科的疾患のうちの1つに貧血があります。

貧血にも種類があり、最も多い貧血が鉄欠乏性貧血です。
これは上記のように、汗とともに鉄が失われていることが原因です。

また、アスリートに多い貧血として、運動性血結性貧血、
別名スポーツ貧血があります。

運動によりヘモグロビンが減少し、
それにより酸素をうまく利用できない状態になってしまいます。

こうして徐々にめまいや頭痛がしはじめ、
意識を失ってしまうことがあります。

その他にも味覚がおかしくなったり、
食欲がなくなったりと、様々な症状が生じます。

どうすれば貧血を防げるか

貧血を防ぐには、まずは食品から摂取することが重要です。
普段の食事から意識して鉄分を摂取し、足りない分は
サプリメントで補うのがベストでしょう。

鉄分を多く含む食品として、レバーや赤身の魚、
野菜からは小松菜やほうれん草がおすすめです。

また、ビタミンCは鉄分の吸収を促すので、
こちらも意識して摂取しましょう。

ビタミンCはコラーゲンの合成を助けるので、
間接的に貧血を防ぐ効果があります。

また、摂取した鉄を血液に変えるには、
ビタミンB
6・B12・葉酸の摂取が大事になります。

取りすぎはOK!?取れば取るほどいいの?

ビタミンの重要性について説明してきましたが、
では、ビタミンは摂取すればするだけ効果があるのかというと、
決してそういうことはありません。

例えば、ビタミンの過剰摂取により悪影響及ぼすこともあります。

ビタミンAは、視力の低下を防いだり、
免疫力を高める作用がありますが、過剰に摂取することで
頭痛・吐き気や皮膚の硬化を招くことがあります。

さらにビタミンはカルシウムの合成を助けるなど
重要なビタミンですが、これも過剰に摂取することにより、
血中のカルシウム濃度が上昇し、内臓にカルシウムが付着しやすくなってしまいます。

この時腎臓へのカルシウムの付着が多い場合には、
腎臓のろ過機能がダメになってしまい、
尿毒症を引き起こし、最悪の場合には死につながることもあります。

健康のために必要なものとして、ビタミンは適量摂取することが大事ですが、
食品やサプリから過剰にビタミンを摂取してしまうと、
思わぬ弊害もありますので、注意が必要です。

しかし、実際どの程度摂取すればいいのかが難しい場合があります。
そこで、おすすめするのは、各種のビタミンとミネラルが
バランスよく配合された「マルチビタミン&ミネラル」を摂取することです。

メーカーによって1日の摂取量が異なったりしますが、
推奨の量を守って摂取していれば、過剰摂取になることはなく、
健康な状態を維持するのに効果的でしょう。

まとめ

ビタミンは体の機能を維持する上で不可欠な働きをしてくれる

ビタミンには種類があり、それぞれ特性を持っている

一般人はもちろんのこと、アスリートは特にビタミンやミネラルの摂取が望ましい

アスリートは鉄などのミネラル不足になりやすいので、日ごろからの意識が大事

ビタミンは健康維持に欠かせないが、やみくもに摂取すればいいというものではない

バランスよく栄養素を摂取するために、マルチビタミン&ミネラルのサプリを使う